| NHK大河ドラマ「風林火山」の主役の山本勘助役に内野聖陽 |
内野聖陽「風林火山」でNHK大河初主演
07年NHK大河ドラマ「風林火山」の主役の山本勘助役に俳優内野聖陽(まさあき=37)が起用されることが19日、明らかになった。同ドラマは井上靖さんの同名小説を原作に、戦国武将武田信玄の参謀で天才的兵法家、勘助の生きざまを描く。
内野は早大在学中に文学座の研修生として、舞台を中心に活動した。ドラマでは昨年のテレビ朝日「エースをねらえ!」で鬼コーチの宗方仁、フジテレビ「不機嫌なジーン」で大学院生(竹内結子)に思いを寄せる陽気な生物学者を演じた。クールな役からコミカルな演技まで幅広くこなす実力派だ。
NHKの時代劇でも実績がある。03年「蝉しぐれ」に主演し、放送文化基金賞の出演者賞を受賞。今年8月放送の時代劇「秘太刀 馬の骨」にも主演し、人をだます卑劣さと子供のような純真さを併せ持つ剣豪を演じた。脚本を担当する大森寿美男氏は、内野が主演した99年のサスペンス映画「黒い家」の脚本も手掛けており、内野の演技力を高く評価している。
ここ数年の大河ドラマはSMAP香取慎吾、滝沢秀明らを起用するなど、若いファン層の開拓を目指した。一転して経験豊富な実力派の起用は、信玄の陰となり支えた勘助の謎めいた部分を表現する狙いがある。同ドラマの担当者も「演技力があり、大人の雰囲気を持つ俳優を起用した本格的なものにしたい」としている。
物語は勘助が武田家に仕官する前の30歳前後から、川中島の戦いで戦死する60歳代半ばまで幅広い世代を描く。信玄の側室由布姫に思いを寄せる人間的な一面も明かされる。
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