曙1・4新日本へ電撃参戦
曙(36)が「人生の3冠王者」になる。大みそかのK−1 Dynamite!!(大阪ドーム)でボビー・オロゴン(32=ナイジェリア)と対戦する曙が29日、大阪市内で会見に臨んだ。来年1月4日の新日本東京ドーム大会への参戦もこの日、電撃決定。06年は横綱として頂点を極めた相撲に加え、K−1、プロレスと3つの競技で地位を確立すると宣言した。その第1歩がボビー戦。完勝しか許されない芸能人を踏み台に、人生の3冠ロードを走る。
格闘家として1勝8敗と泥沼人生を送っていた元横綱だが、負け犬では終わらない。タレント格闘家のボビーを踏み台にして、06年はバラ色の人生を再スタートさせる。決戦2日前の会見。曙は上昇志向を示す「人生の3冠王者になる」という言葉で切り出した。
曙「来年はこれが曙だというつくり方(プロデュース)をしたい。相撲で1冠を取ったので、K−1で何かを取り、プロレスでもタイトルか何かを取る。本物の3冠、人生の3冠チャンピオンになりたい」。
ボビーは格闘家2戦目で、体重では130キロも軽い。その相手に、国民的関心を集めるリングで完勝することしか頭にない。
さらにこの日、来年1月4日の新日本東京ドーム大会への参戦が電撃的に発表された。8月から全日本で「武藤部屋」に入門。合計28試合をこなし、プロレスのセンスが一気に開花した。WWE、W−1にも触れ、その成長が格闘家としての才能も触発し、この日の自信発言にもつながった。既に1月8日の全日本大阪大会出場も決定。9日間で3試合の強行日程は、曙の人気を証明している。
曙「新日本? ボクはあまり器用じゃないので先を考えたらダメ。でも、大阪ドームの後は、東京ドームというドームツアーに呼んでいただいた。もし大みそかにボビーと決着がつかなかったら、延長戦で東京ドームでやるか。新日本ではIWGP王者レスナーとの対面が楽しみ。プロレス界には(新日本の)IWGPや(ノアの)GHCや(全日本の)世界最強タッグのベルトなどがありますからね」。
2年前のDynamite!!では、サップとの激闘が視聴率でNHK紅白歌合戦を約3分間も上回った「数字を取れる男」。今回も要所にカードが配置される。「ボビー戦は(全日本武藤が得意の)シャイニングウィザードを出せるかどうかですね」。打倒NHK、打倒PRIDEの命題を背負う曙が、人生を変える一戦に臨む。
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